クラブツーリズムの団体ツアーで、2泊3日の北海道旅行に行ってきました。釧路、根室、網走と道東を中心に巡る旅です。
北海道旅行の行程や見どころ、おすすめのお土産・グルメ、2月の北海道旅行のおすすめの持ち物や服装をご紹介します。
この記事では【和商市場の勝手丼・釧路湿原のカヌー体験】についてご紹介します。
北海道旅行2日目のスケジュールは？
1日目はのんびりプランでしたが、2日目はカヌー体験や氷平線ウォークとアクティブな1日です。
釧路から野付半島、夜は川湯温泉に宿泊と移動距離も多い1日となりました。
2日目のスケジュール
【和商市場】勝手に選べる勝手丼の朝食
北海道三大市場でボタンエビ・ウニなど約50種の海鮮から選ぶ海鮮勝手丼の朝食
↓
【釧路湿原】カヌーに約60分乗船
カヌーで自分の足では立ち入れない冬の釧路湿原の奥深くへ。
シカやオジロワシなどの野生動物や、「ダイヤモンドダスト」「ミニフロストフラワー」などの自然現象の鑑賞。
↓
【野付半島】氷平線ウォーク
世界でも珍しいどこまでも続く美しい氷平線で、流行りのトリック写真を撮影！
↓
【お宿欣喜湯】川湯温泉に宿泊
「源泉かけ流し100％宣言」の温泉質自慢の宿。
1/26発～2/20発は 宿より徒歩1分「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」開催。
幻想的なスノーキャンドルや人工発生するダイヤモンダスト、タオルまわしなど冬のしばれを体験！
2日目の観光はこんな感じ《Part1》
朝食は和商市場で勝手丼
朝は7時50分集合とゆっくりめの集合。朝食は和商市場で勝手丼を食べます。
「和商市場」は函館朝市、札幌二条市場に並んで、北海道三大市場のひとつです。釧路で最も歴史のある市場で、約60店舗のお店が入っています。
「勝手丼」は、その名の通り自分で勝手に好きなものを選んで丼がつくれる和商市場の名物です。
和商市場は宿泊先の釧路プリンスホテルからバスで向かいましたが、徒歩でも10分ほどで行ける距離にあります。
1日目は全く降らなかった雪ですが、2日目は3.40センチの積雪予報でした。実際夜の間に雪が降ったようで、2日目は雪が積もっていました。
ガイドさんより勝手丼のご飯券160円分、ネタ券1500円分を受け取り、和商市場に向かいます。
市場は日曜日はお休み。朝は8時からです。
まずはご飯券160円分を引き換えます。
ご飯もお好みで量を選べましたが、160円分でちょうど良かったです。折角なので、同じお店でカニ汁も購入しました。
次は別のお店でネタを購入します。
団体ツアーのためか、購入する店舗が予め決まっているようです。
どのネタにしようか迷ってしまうほど、沢山のネタの種類があります。
団体ツアーの参加者40人が並んで購入するので、ゆっくり選べないのが残念でした。
食べたいネタを伝えると店員さんがご飯にのせていってくれます。
今回選んだネタは、ボタン海老400円、花咲蟹300円、タラバ蟹200円、中トロ300円、サーモン100円、いくら300円、ほたて300円で1900円分です。
1500円分のネタ券があるので、400円のお支払いでした。
一つひとつのネタが大きくて豪華です。
こちらはいくらとサーモンだけを選んだ丼。
自分の好きなネタだけを選べるのは嬉しいですね。
勝手丼以外に食堂もあるので、焼き魚なども食べることが出来ます。
メニューも豊富ですよ。
海産物も市場価格で購入が出来ます。
立派な毛蟹やほっけ、シャケなどが売っていました。
海産物以外にも、野菜やフルーツ、惣菜、北海道銘菓なども購入できます。
こちらの「牡蠣最中」も人気だそうで、折角なので購入しました。形が牡蠣になっていて、お土産にも良さそうです。
無難な小豆餡にしましたが、藤色の最中は牡蠣エキスが入っているそうですよ。
中にはお餅も入っていてとっても美味しいです。
とろろ巻き昆布とチーズイカ燻製も購入しました。
昆布を購入したお店でもらったおまけ。風味も良く美味しいです。
和商市場では地元の新鮮な海鮮を食べることが出来るのでオススメです。勝手丼は好きなネタも選べるので嬉しいですね。
和商市場 詳細
名称：釧路和商市場
住所：〒085-0018 北海道釧路市黒金町13丁目25
TEL：0154-22-3226
営業時間：８:00～。時期によって異なるためこちらを確認
定休日：日曜日は鮮魚店が多く休んでいる場合有り
駐車場：有
ＨＰ：https://www.washoichiba.com/
真冬の釧路湿原をカヌーで巡る
朝ご飯の後は、「カヌーで釧路湿原を巡るオプションツアー」です。
「釧路湿原」は、釧路湿原国立公園内に有ります。国内では28番目の国立公園です。
広さは日本最大の湿地帯で東京ドーム6500個分だそうです。
一目で全貌を見るにはセスナなどチャーターしないと見れない広さです。
今回のカヌーでは釧路湿原の東側を体験します。
ガイドさんが天候の影響で中止の可能性もあると言っていたので不安でしたが、決行が決まりひと安心です。
カヌー乗り場にはお手洗いがないので、カヌー乗り場の近くの塘路駅でお手洗い休憩と準備をします。
塘路駅の中に1つ、外にもお手洗いがあります。
ここで持参した帽子や防水性のカッパを上下着込み、防寒対策をします。
スキーウェアを持参している人もいましたよ。
塘路駅は無人駅でホームの見学もできました。
駅からバスで近くのカヌー乗り場まで行きました。
今回乗るカヌーは、2連に連結していて6〜8人乗りです。
カヌーの1番後ろにネイチャーガイドさんが付いてくれます。
通常も転覆の可能性は低いそうですが、2連にすることでより安定感が増すそうです。
また安全の為に、ライフジャケットも着て乗り込みます。
1週間前までは雪がなく、全く違う景色だったそう。
毎回異なる景色を楽しめるので、何度来ても楽しめそうです。
川の深さも浅くて、手を入れたら川底に触れるぐらいの深さです。
水も綺麗で底の藻も観察できました。
スタートしてすぐに、ガイドさんがオオワシを見つけてくれました。自分では見つけられなそうなので、ガイドさんがついていると安心ですね。
タンチョウよりは小さいみたいですが、迫力がありかっこよかったです。
天然記念物はのオオワシとオジロワシは似ていますが、オオワシは黒、オジロワシは薄茶色の鳥だそうです。
こんなに近くで見れるなんて感動です。
写真は撮れませんでしたが、エゾシカやイタチのようなカワウソのような動物も見かけました。
木が川の方に傾いているのは鹿が木を食べてしまうからだそうです。
釧路川の本流との合流地点の手前で折り返して、カヌー乗り場まで戻ります。
オールを渡されますが、ネイチャーガイドさんが漕いでくれるので、漕がなくても問題ありません。
折り返しからは向かい風になるので、少しお手伝いしましたが、私たちの船はほとんどの人が漕いでいませんでした。
川岸から段々凍りかけている水面はグラデーションになっていてとっても美しかったです。
最後のカヌーだったので、プチ流氷船体験もしました。
運が良いとＳＬ列車が走っているところをカヌーから見ることができます。
帰りにもオオワシを発見しました。
間近で自然を感じるとができるのでカヌー体験はおすすめです。
冬は朽ち果てた湿原風景でしたが、雪と合わさって美しい景色でした。
暖かくなると6月下旬から緑が茂りはじめるそうです。
夏の湿原も見てみたいなあと思いました。
こちらのカヌー体験ですが、ネイチャーガイドさんが雷の予報が出ていない限り雨や雪でも決行できる可能性が高いと言っていました。
ただ水辺で風も強いので、かなり体が冷えます。防寒対策をしっかりしていきましょう！
カヌーが濡れている可能性があるので、カッパなど防水性のものがおすすめです。
オールも漕ぐので手袋は必須ですよ。
カヌー乗り場に戻ってきたら、暖かいコーヒーとチョコのサービスがあったのも嬉しかったです。
カヌー体験 詳細
名称：株釧路マーシュ＆リバー
住所：〒088-2143北海道釧路郡釧路町河畔4-79
TEL ：0154-23-7116
ＨＰ：http://www.946river.com/
バスの中でお昼ご飯
カヌーの後は野付半島まで移動します。
釧路からは野付半島まではバスで2時間と移動距離が長いためか、お昼ご飯はバスの中で食べました。
ツアーにお昼はついていないため、オプションで申し込んだステーキ弁当です。
こちらは幕内弁当。釧路のお弁当屋さんで、北海道産の食材を使っていて美味しかったです。
オプションでお弁当を頼まず、和商市場で買っていた人もいましたが、購入場所が限られるので、心配な方はオプションで頼むと安心ですよ。
午前中はカヌー体験となかなかハードでしたが、午後も野付半島で氷平線ウォークとアクティブな1日は続きます。
和商市場・釧路湿原のカヌーまとめ
和商市場は観光客向けのためか朝8時からと遅めのスタートなので、お気をつけください。
釧路湿原での冬のカヌー体験は、天候によって実施できない場合もあります。
実施できても、悪天候の場合もありますので、防寒対策はしっかりしていきましょう！
真冬の北海道の自然を体感したい方は釧路湿原のカヌー体験はオススメです。
間近で野生動物が観察できるのも感動します。
気になる方はぜひ体験してみてくださいね。
コメント