【悟空茶荘】ゆったりとした空間で本格的な中国茶体験。心も体も癒される【横浜中華街】

横浜中華街にある悟空茶荘。
本格中国茶を楽しめる人気カフェに行ってきました。

【横浜中華街】悟空茶荘

横浜中華街にある悟空茶荘は、本格中国茶を楽しめるカフェです。

カフェとはいえ本格中国茶をただ飲むだけでなく、中国茶器を使用しながら自分でカップに注いで中国茶の体験が出来ます。
1杯目は店員さんが目の前で説明しながら中国茶を淹れてくれます。

中国茶が好きな方はもちろん、そうでない方も一度行くと中国茶にハマること間違いなしのお店です。

【再訪】悟空茶荘へ

実は悟空茶荘へ来るのは1年ぶり2回目。
ふとゆっくりと中国茶が飲みたくなって訪れてみました。

休日の14時過ぎに伺いましたが、コロナの影響か中華街は空いていました。
悟空茶荘も空いていて店内にはほぼお客さんはおらず、待ち時間なしですぐに案内されました。

悟空茶荘は1階がお土産屋さんで、2階が喫茶スペースになっています。
2階の喫茶スペースを利用する場合は、直接2階に行くのではなく1階にいる店員さんに声をかけるようにします。
今回はすぐに案内されましたが、混んでいる時はボードに名前を書いて、呼ばれるのを待つようにします。

1年前も休日の昼過ぎに伺いましたが、かなり混んでいて1時間ほど待ったと思います。
今回は待ち時間がなかったので良かったです。
ただ15時過ぎには満席になっていました。
タイミングが悪いと待ち時間が発生してしまいそうです。

悟空茶荘のメニュー

ドリンクメニューはこちら。
中国茶は20種類以上から選ぶことができ、アイスかホットか、ティーポットかマグ提供か選ぶことができます。
ソフトドリンクやアルコールもあります。

以前訪れた時からメニューが変わったようです。
以前はお茶の説明も書いてあったのですが、今回は説明書きがなかったので、かなりの種類がある中から中国茶を選ぶのに迷ってしまいました。

フードメニューはこちら。
フード、デザート、スナック系がありました。
いろいろ食べられるフードセットもありました。

夏限定のスイカスムージーもありました。

今回頼んだものは

いざ中国茶体験！

迷いながら頼んだ中国茶！ついに来ました！
ティーポットが可愛いくてこの時点でテンションが上がっています。

中国茶といっても、緑茶・白茶・青茶・紅茶・黄茶・黒茶・花茶があるそうです。
発酵度や淹れ方、温度がそれぞれ異なります。
違う種類のものを飲み比べるのも楽しそうですね。

今回は、緑茶から太平猴魁（たいへいこうかい）、花茶から悟空八宝茶（ごくうはっぽうちゃ）を頼みました。

✔︎緑茶 太平猴魁 税込1,430円（税抜1,300円）

こちらの緑茶は自分で淹れると100円引きになるそうですが、折角なので淹れてもらうことに。（淹れてくれるのは1杯目のみ）

カップに一度お湯を淹れて温めます。
急須に直接お湯を注ぐのではなくピッチャーにお湯を入れてお湯を冷まします。
緑茶は少し冷ましたお湯(80℃～)を使った方がいいんだそうです。

冷ましたら急須にお湯を入れます。
しずく型の変わった形の急須にお湯を注ぎます。

急須の上部に空いている穴からお湯を注ぎます。
この急須は蓋が無いので温度が下がりやすく、穴が熱を逃す役割をしてくれます。
斜めにするとお湯を入れやすいと教えてくれました。

数分蒸らして完成です。
1杯目は、タイミングをみて店員さんがカップに注いでくれます。
淹れたての茶葉がいい香りで、定員さんが香りをかがせてくれました。
ホッと休まるような香り。

太平猴魁という緑茶の茶葉は、大きくて立派な茶葉で香りは甘めです。
茶葉が特徴的なのでクセがあると思ったのですが、飲んでみると苦味もなくさっぱりしています。
よく飲む緑茶に近くて飲みやすいです。

調べてみると、太平猴魁は中国で非常に歴史的なお茶で、”歴史名茶“、”中国十大名茶“に選ばれるお茶です。
生産地が限られているため、市場に出回ることが稀なお茶だそうです。

太平猴魁は色は薄めなのですが味はしっかりしています。
心温まるお茶でした。

税込1,430円と中国茶のメニューの中で1番価格が高かったのですが、非常に歴史的なお茶で貴重であると知って、飲めて良かったと思います。

5煎ほど飲めるそうで、今回も沢山おかわりをしました。
1杯目と1杯目以降の風味の違いを楽しむのもいいかもしれません。

✔︎花茶 悟空八宝茶 税込990円（税抜900円）

悟空八宝茶はお湯お注ぐと花が開く可愛い中国茶です。
以前来た時も頼んで感動したので、今回も頼んでみました。

今回運ばれてきた時には、既に急須にお湯が注がれていて「1～2分蒸してから注いで下さい。」とのことで1杯目からセルフでの対応でした。

以前は目の前で急須にお湯を注いでくれ、花が開くのを見ながらどんな素材が入っているのか説明してくれ、最後はカップにお茶を注いでくれました。

目の前でお花が開くところが見たかったので残念ですが、コロナ対策として仕方がないですね…。

この八宝茶はお花が入っていて、見た目にも楽しめます。
悟空茶荘の八宝茶に配合されている材料はこちらです。

黒茶である六保茶をベースに、8種の材料が配合されているので八宝茶と呼ばれます。
8つの宝と書くように、”大切なものがたくさん”という意味があるようです。
中国茶葉と他の食材を組み合わせていて、お店によって配合が異なるようですが、体にいいものばかりを配合しているので健康茶として親しまれています。

材料は体に良いものばかりが入っていますが、中でも白きくらげはコラーゲンが豊富らしいです。

健康に良い八宝茶ですが、まずは目で見て楽しみます。
そしてその後飲んでみると、甘味があって美味しい。
中に入っている氷砂糖が良い感じに甘さを出してくれています。

8種類配合されているだけあって味は濃いめ。
それぞれの材料の味を感じながら楽しめます。
1杯目は氷砂糖が濃く甘味が強いのですが、だんだんと甘味が薄くなり味が変わっていくのも面白いです。

見た目も華やか、味も美味しい、体に良いものばかりが入っている八宝茶でした。

✔︎お茶にはドライフルーツ付いてくる

お茶を頼むとドライフルーツ も一緒についてきます。
今回はドライマンゴーと干しぶどうでした。

お茶にも合って、甘くて美味しかったです。
このようなサービスがあるのは嬉しいですね。

✔︎マーライコー 税込330円（税込300円）

マーライコーは中国風の蒸しカステラです。

甘味があって、しっとりとした生地のマーライコー。
甘さ控えめのクリームをたっぷりつけて食べるととっても美味しい。

中国茶にも合うので是非頼んで欲しいスイーツです。

✔︎熱々のお茶でおかわりOK、3〜5煎楽しめる

テーブルごとに置かれた大きなポット。
電気ケトルが置いてあるテーブルもありますが、今回の席はアルコールランプで温めていました。

常に熱々のお湯がテーブルに常備されているので、自分の好きなタイミングで好きなだけ中国茶のおかわりができます。

中国茶はどれも〜5煎ほどお茶が出せるので、お茶付きにはたまらないですね。
このポットのお湯が少なくなったら、店員さんがお湯を追加してくれますよ。

✔︎とにかく最高なカフェであった

中国茶器を使いながら自分でお茶を淹れる体験が出来たのはとても貴重でした。
楽しみながら美味しい中国茶が飲めて最高でした。

店内は広々として落ち着いた雰囲気なので、ゆったりと中国茶を楽しめるのも嬉しいです。

中国茶は数煎出せるので思わず長居してしまいます。
悟空茶荘での喫茶は心休まる時間となりました。

✔︎お会計は1階です

お会計は伝票をもって1階のレジで支払いをします。

✔︎1階はお土産屋さん、カフェで気になったお茶を購入できる

1階はお土産ショップになっていて、約100種類の中国茶や茶器などが並んでいます。

カフェで飲んだ茶葉も売っているので、気に入ったら購入することができます。

ポットやカップなど、実際にカフェで使用したものと同じものが売っているので欲しくなってしまいます。

本格的な茶器から、買いやすいお手頃価格なものまで揃っているのは嬉しいです。

悟空茶荘 店舗詳細

名称	悟空茶荘
住所	〒2310023 神奈川県横浜市中区山下町130
アクセス	JR京浜東北根岸線石川町駅北口 徒歩7分 みなとみらい線元町・中華街駅中華街口 徒歩7分
ＴＥＬ	045-681-7776
営業時間	平日 1階11:00～20:00 2階11:00～19:45(LO.18:45) 土曜日 1階11:00～20:30 2階11:00～20:30(LO.19:30) 日曜日 1階10:30～20:00 2階11:00～1：45(LO.18:45) ※変動があるようなので公式HPをご確認ください。
定休日	第３火曜日
公式HP	悟空茶荘

悟空茶荘で中国茶を味わおう

悟空茶荘の中国茶は最高でした。
雰囲気も良し、店員さんの接客も良し、味も良し。
中華街に訪れた際は是非オススメしたい観光スポットです。

中国茶の種類も豊富なので、気にいるお茶が見つかると思いますよ。
また、次回は違う中国茶を飲みたくなるのでリピ通い必須です！

店内はカップルや友人連れ、1人客もいて、過ごしやすい空間です。
中国茶が好きな方はもちろん、中国茶が初めてな方も是非訪れてみて下さいね。

一度入ったら長居してしまうので、待ち時間が長くなります。
休日やティータイムを避けて訪れるのがオススメですよ。